2024/02/17 12:22

初めてスケボーを選ぶときって結構悩みますよね。

「何が分からないのかが分からない」っていうか、

部品の名称も分からないし、メーカーによってサイズ表記が違うし、

何がなんだかって感じかと思います。

 

スケボーを始めたばかりときには技も出来ないですし、

スケボーに乗ること自体を楽しめれば良い。

だからサイズは気にしないで好きなグラフィックで選べば良い。

そんな意見も耳にしますが、正直あまりオススメしません。

 

なぜならスケボーの部品で一番壊れやすいのは板の部分なのですが、

板が壊れたから交換しようとなった時に、サイズが合っていなければ、

壊れていない足回りも交換しなくてはならなくなるからです。

今は円安で安い買い物でもないですし、無駄だと思います。

 

なので、このブログでは自分に合ったサイズがざっくりわかるように説明します。

 

【スケボーの部品】

最初に、サイズの説明が頭に入りやすいように、スケボーを組むのに必要な部品を紹介します。

 

デッキ→板のこと。

デッキテープ→板の乗る面に貼るザラザラのテープのこと。

トラック→板とタイヤを繋ぐ金具のこと。

ビス→デッキとトラックを繋ぐネジのこと。

ウィール→タイヤのこと。

ベアリング→タイヤの中に入れる軸受けのこと。

 

自分の好みに合わせてカスタムするようになってくると、

他にも色々なパーツが必要になりますが、最初はこれだけ覚えておけばOKです。

 

【身長で選ぼう】

続けて、スケボーのサイズはある程度身長で決まるので先に書いちゃいます。

※下記の○○inchとは板の横幅サイズのことで、

板のサイズが決まれば、それに適した足回りが分かってきます。

板に合う足回りのサイズは、このブログの最後にまとめて書きます。

 

120cm7inch以下

120cm130cm7inch7.25inch

130cm140cm7.25inch7.5inch

140cm150cm7.5inch7.75inch

150cm以上→7.75inch以上

 

120cm150cmはキッズという括りで上記の通り選べば良いのですが、

150cm以上はサイズも形も色々あるので、どんな場所でどんな滑りをしたいか、

で選ぶ必要が出てきます。これに関して続けて書いていきます。

 

【どんな滑りをしたいか】

スケボーと言っても、実は色んな種類があります。

クルーザー(移動用)、ダウンヒル(坂下り)、フリースタイル、

オールドスクール、ストリート、パークなどです。

ここでは導入編として、オリンピック競技にもなってイメージの湧きやすい

ストリートとパークに関して、概要と適したサイズを説明していきます。

 

・ストリートに関して

階段を飛び降りたり、手すりに乗って滑り降りたりする、例のアレです。

オリンピックで見るような技はとても難易度が高いですが、

平坦な場所で箱に乗ったり、くるっと板を回したりするのもストリートで、

競技人口も滑る場所も最も多いジャンルです。適したサイズとしては以下の通りです。

 

7.75inch8.5inch

 

急におおざっぱになりましたが、本当にこんな感じで、

みんなそれぞれ自分の好きなサイズを選んで乗っています。

 

何で好みが分かれるかと言うと、技の種類です。

板のサイズが細ければ板を回転させやすく、代わりに安定性が下がります。

逆に太ければ板は回転させにくくなりますが、安定性が上がります。

回転技も目指したくて、スピードも出したい場合は8inch8.25inchで選ぶと良いでしょう。

 

・パークに関して

スノーボードで言うところのハーフパイプみたいなジャンルです。

スケボーにはミニランプという幅510mくらいのちっちゃいハーフパイプがあります。

ミニランプはそれほど数は多くないですが、屋内に設置されていることが多く、

頑張ればDIYで自宅に作ることもできます。何も技ができなくても、

ミニランプを行ったり来たりするだけでもそれなりに楽しめるので、

自分のペースで遊べるジャンルかと思います。適したサイズとしては以下の通りです。

 

8.25inch9inch

 

パークに関してもストリートと同じで、回転技をするなら細め、しないなら太めです。

全く回さないなら9inch以上のオールドスクールデッキに乗ってもスタイルが出てカッコいいです。

回転技も目指したいなら8.25inch8.5inchで選ぶと良いです。

 

【デッキに合う足回りのサイズ】

デッキのサイズが選べたら、次は足回りのサイズです。

足回りはメーカーによってサイズ表記が異なるのでややこしいですが、

デッキの幅とトラックの長さが同じだとベスト、誤差0.25inchまでは許容範囲と覚えておきましょう。

見た目で分かりやすく言うと、スケボーを横向きに置いて、斜めにならなければOKです。

下記サイズ一覧です。※デッキは0.125inch刻みですが、大まかに記します。

 

7inch→トラックINDEPENDENT109orACE11、ウィール52mm

7.25inch→トラックINDEPENDENT109orACE11、ウィール52mm

7.5inch→トラックINDEPENDENT129orACE22、ウィール52mm

7.75inch→トラックINDEPENDENT129orACE22、ウィール5254mm

8inch→トラックINDEPENDENT139orACE33、ウィール5254mm

8.25inch→トラックINDEPENDENT144orACE33、ウィール5256mm

8.5inch→トラックINDEPENDENT149orACE44、ウィール5256mm

9inch→トラックINDEPENDENT159orACE55、ウィール5460mm

10inch→トラックINDEPENDENT169orACE66、ウィール5460mm

9inch以上はデッキの先端が細くなっているものも多いので、実寸で選ぶのがベストです。

 

【最後に】

多分、上記説明に沿って部品を購入しても、バラバラの状態で届いたら、

組み立てるのにすごく苦労すると思います。

なので、購入の際に備考欄に「スケボーを買うのは初めてです。組み立てて下さい。」

とか書いておいてもらえれば、すぐ乗れるように組み立てて発送します。

もちろん無料です。

部品が壊れてきて、交換する時などに、少しずつ組み立て方を

覚えていってもらえると良いかなと思っています。

また、お求め内容を見て、こちらでちょっと部品のサイズ合わないかなと思ったら、

登録のメールアドレスに連絡して、サイズ変更も提案させていただきます。