PLANT "仄暗" DVD

じわじわと、しかし確実に注目度を高めている日本のデッキテープブランド"PLANT"。榎タクマと大渕ユキヤの二人がディレクションするデッキテープブランドです。ライダーにはSPRINKLESの岡田ジンノスケやVANSの守重リオが在籍しており、ストリートを最も熟知しているクルーの一つです。

こちらはそんなPLANT初となるDVD作品"仄暗"です。トリックチョイス、クリエイティビティ、スポットチョイス、フィルミング、編集など全てがハイレベルで、音楽や全体を包む空気感も相まって"Tokyo Transfer"を見てるような感覚になる傑作です。注意点があるとすれば、見た後に猛烈にスケボーしたくなるので大事な用事がある時は見るのを控えましょう。

「私たちはこの作品を安易にオンラインに出さない。」

彼らのこの言葉は自身のブランドと、血と汗の結晶であるこの作品に対する強い愛情を表しており、VHS、DVD時代を生きてきたおじさん（私）の心を強く打ちました。

DVD売れないんだよねー。みんなそう言います。知ったこっちゃないっす。これはネットで検索したモナリザと生のモナリザぐらい違うものです。共感して下さる方、是非お手にとってください。

以下、榎タクマ氏からの商品説明＆メッセージです。

全編50分にサウンドトラックには多ジャンルな豪華10組によるアーティストが参加。PLANTファミリー各パートを軸にフレンズパートには数十名のスケーターが参加してくれてた作品です。

試写会に来場していたお客さんから一番多く聞けた声は「50分に感じなかった」です。中には泣いている人もいました（笑）スケートビデオの50分っていうのはなかなかです。スケートビデオ大好きな自分でさえ作品によっては飽きちゃいますが、10代〜40代の幅広い年齢層の多くのお客さんが見にきてくれ「50分に感じなかった」って言ってくれたのはこれとない褒め言葉であり最高のレビューだと思います。３公演全てで聞けた現場の声であり、一番嬉しいお言葉でした。

DVDを出したいという夢と初期衝動から始まり2年半かけて今回作ったタイトル。最近のスケートビデオはDVDが出て試写会をやっても１週間後にはオンラインに載せられたり今の便利な時代の良さである反面、新作が出て1日が経てば新しい情報に埋もれてしまい、すぐに作品は忘れ去られてしまい作品の価値が落ちていると思います。

そんな思いがあり安易に作品を世に出したくない頑固な僕達は、今回のビデオはオンラインに載せません。※数名のパートはオンライン公開予定です。情報でなく”モノ”として”作品”として持っておいて欲しいので、DVDをゲットしなければ全部見ることが出来ません！